冷えと内臓の関係
2024/08/23
冷えと内臓の関係
冷え性といえば、手足が冷たいと言った「表面的な冷え」を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、その「表面的な冷え」も大事なのですが、もっと重要なのは「内臓の冷え」なんです。
様々な症状が「内臓の冷え」から健康に及ぼす影響は見過ごされがちです。内臓の冷えは体の深部から起こり、特に現代人に多く見られます。
当サロンでは、内臓の冷えがもたらす影響を特に重きを置いてサービス提供やお客様へお話をしています。
また、ここで皆さんにお話をすることは一般的なことに過ぎず、
全員が同じだと言うことはありません。「内臓の冷え」もどの臓器が最も冷えているのかによっても表に出てくる症状は異なりますし、アプローチ法やアドバイスも変わってくることを先ずは理解して読み進めてくださいね。
表面的な冷えと内臓の冷えの違い
表面的な冷えは、皮膚や手足が冷たく感じる状態が一番わかりやすいです。これは寒い季節や冷房の効いた部屋で感じることが多く、外気や環境の影響を受けやすいです。夏は特に注意です。
一方で、内臓の冷えは体の内部、特に消化器系や循環器系の臓器が冷たくなっている状態を指します。内臓の冷えは体温調節がうまくいかなくなることで起こり、外部の温度とは関係なく、体の内部で冷えが進行していくことが特徴です。
内臓の冷えがもたらす影響
内臓が冷えると、血流が悪くなり、臓器の働きが低下することがあります。例えば、胃腸の機能が低下すると、消化不良や便秘、下痢などの問題が起こりやすくなります。また、血流が滞ることで、肩こりや頭痛、さらには全身の代謝が低下することもあります。内臓の冷えは免疫力の低下とも関連しており、風邪をひきやすくなったり、病気の回復が遅れたりする原因にもなります。
平熱とは別に体内熱があり、平熱が高くても体内熱が低ければ免疫低下や風邪をひきやすいなど体調不良を起こすこともあります。
表面を温めるだけでは不十分
冷えを感じると、暖房を使ったり、温かい飲み物を摂ったりすることで対処しがちですが、これらの方法は表面的な冷えにしか効果がないことが多いです。実際、体の表面を温めることで一時的には暖かさを感じるかもしれませんが、内臓まで温まるには時間がかかります。また、温めるだけでは根本的な改善にはならず、体が冷えやすい体質のままでは、またすぐに冷えを感じてしまうことが多いです
冬だと良く分かりますが、寒いと感じて温かいものを飲んだり、着込んだりしても寒さが一時的だったり、
温かさを感じない方もいらっしゃいます。
これは内臓の冷えが考えられます。
内臓の冷えをチェックする方法
内臓の冷えを簡単にチェックする方法として、お風呂の温度を利用することも挙げられます。例えば、夏に40度のお風呂に入って、お湯がとても熱く感じる人は内臓が冷えている可能性が高いです。通常、体が健康で温かい状態であれば、40度のお湯は適度に感じるはずですが、内臓が冷えていると熱さを過剰に感じてしまいます。
内臓を効果的に温める方法
内臓の冷えを改善するためには、体の深部にまで熱が届く方法を選ぶことが重要です。以下に、内臓を効果的に温めるいくつかの方法を紹介します。
1. 温活の実践
温活とは、体を温める生活習慣を指します。具体的には、夏など熱い時こそ温かい飲み物を摂る、腹巻きをする(夏用の腹巻きあります)、温かい食事を摂るなどが挙げられます。特に、ショウガやニンニクなどの体を温める食材を取り入れると効果的ですが、カプサイシンが取れる唐辛子を少しだけ食事に加えることでも体が温かくなり、代謝が上がります。
2. 適度な運動
運動は血流を促進し、内臓を温める効果があります。特に、ヨガやストレッチなどのゆっくりとした運動は、体の奥深くまで熱を届けるのに適しています。
ただ、注意があって、内臓が冷えて弱っている状態での過度な運動は逆効果です。疲れが体内に溜まってしまい、急にやる気が起こらない、何だか体がダルイ、肩こり、腰痛になることもあります。
先ずは運動ができる体つくりが重要です。
3. お風呂の活用
お風呂にゆっくりと浸かることで、全身の血流が良くなり、内臓も温まります。温度は夏は40度、冬は42度が理想で、リラックスしながら入ることで、体の芯から温まることができます。200秒~300秒入れるようになると理想ですが、最初は100秒からなど無理のない範囲からはじめ、最終的に理想時間入れるようにしましょう。
忙しいから、めんどくさいからと言ってシャワーで済ませる方は特に注意です。
内臓の冷えが進行しやすくなりますのでしっかりとお風呂には入る習慣をつけてくださいね。
4. 呼吸法の活用
深い呼吸を行うことで、副交感神経が刺激され、血流が促進されます。リラックスした状態で深呼吸を繰り返すことにより、体内の熱が均等に行き渡り、内臓の冷えが改善されます。呼吸の深さは皆さん、あまり自覚がなく呼吸の深さの定義がわからないのでご自身の呼吸が浅いか深いかわからない方もいらっしゃるようです。
確認方法はいくつかありますが、分かりやすいのは就寝中が分かりやすいかと思います。
「いびき」「寝言」「無呼吸」などが挙げられます。十分に呼吸ができておらず、体内循環されていないことでこのようなことが起こります。
また、よくため息をつく方は呼吸が浅いので無意識に体が酸素を欲しくてため息をついた勢いで空気を大きく吸い込もうとします。
まとめ
冷え性は表面的な問題として捉えがちですが、実は内臓の冷えが根本的な原因であることが多いです。体の内部から温めることで、健康を保ち、さまざまな症状を予防することができます。日常生活で内臓の冷えに注意を払い、温活を取り入れて、体を温かく保ちましょう。
あなたの冷えはどこから??
あなたの慢性的な症状は冷えからかもしれません
病院に行っても中々、改善されない症状があれば一度、ご相談ください。
人は環境によって全て決まります。
不調もその1つです。
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改善温活サロン Aiwon
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